皆様こんにちは。兵庫県神戸市東灘区の眼科、松原眼科クリニックです。当院では『多焦点眼内レンズを用いた、日帰り白内障手術』に力を入れています。

白内障は、進行すると視力低下が進み、日常生活に支障をきたすことがあります。ただいつ手術を受けるのがベストなのか、悩まれる方が多いのも事実です。

白内障手術のタイミング

個人差がありますが、以下に示す症状が現れた場合は、手術を受ける必要がある可能性が高いです。

日常生活に支障が出るようになった場合

白内障が進行すると、視力低下が進み、日常生活に支障をきたすことがあります。例えば、本を読む、運転する、料理をするなど、細かい作業が難しくなる場合があります。このような場合は、手術のタイミングが来ている可能性があります。

視力の低下が急速に進んでいる場合

白内障が急速に進行し、視力の低下が進むことがあります。特に若い方の白内障は急速に進行する場アリがあります。またアトピー性皮膚炎などをお持ちの方は白内障が進みやすいです。視力が急激に低下して、手術が必要になる場合があります。

白内障による合併症がある場合

白内障によって、眼圧の上昇や網膜の剥離などの目の病気が見逃されることがあります。これらの病気の疑いがある場合は、手術が必要になる可能性が高いです。

これらの症状が現れた場合は、詳しい検査を受け他方がよろしいと思います。

白内障についてはこちら

参照資料

  1. 日本白内障学会「白内障診療ガイドライン2017」 https://www.nichigan.or.jp/guideline/cat4/post-9.html
  2. 日本眼科学会「白内障治療ガイドライン2017」 https://www.nichigan.or.jp/guideline/cat1/post-24.html
  3. MSDマニュアル「白内障の治療」 https://www.msdmanuals.com/ja/ホーム/目の病気/白内障/白内障の治療
  4. 厚生労働省「平成25年版国民健康保険・介護保険関連統計資料」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/13/index.html