おはようございます。
松原眼科クリニックです。

久しぶりに今日は白内障の多焦点眼内レンズについてまとめました。

白内障の手術で選べるレンズにはまず大きく分けて単焦点と多焦点があり、単焦点はその名の通り1つの焦点に合わせられるレンズですが、多焦点は遠・中・近の中から2点、乃至3点に焦点を合わせられるレンズのことを指します。

多焦点眼内レンズの種類と選択のコツ

・多焦点眼内レンズのメリット
大体の日常生活を眼鏡に依存せず過ごすことが期待できるため、白内障手術における老視矯正として有用性が高い。
合わせる焦点により多くの種類があるため、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことができる。

選択できるレンズの種類

  • 遠方、近方の2焦点眼内レンズ
  • 遠方、中間の2焦点眼内レンズ
  • 遠方、中間、近方の3焦点眼内レンズ
  • 焦点拡張型最新レンズ・ビビティ

その遠・中・近とはどの程度の距離のことなのかがわかりにくいと思いますので以下ご参照ください!

  • 遠方→1m以遠 (テレビ、車の運転、ゴルフなど)
  • 中間→60cm (パソコン、料理など)
  • 近方→40cm (読書、スマートフォンなど)
    ※テレビは中間距離だと思ってしまいがちですが、「遠方」に属します。

先日も当院で多焦点手術を受けた方から
「老眼鏡をあちこちに置いておかなくては仕事にならなかったのに今は全然必要無くなったんです!」
と、喜びの声をいただきました。

仕事や趣味などでどうしても2焦点以上は見えるようになりたい、という方には多焦点眼内レンズがオススメです。
ご興味のある方はご相談にいらしてください。
当院では、皆様それぞれに合わせたレンズ選びでできる限り満足度の高い結果を得ていただけるよう努めております!