皆様こんにちは!
神戸市東灘区で「多焦点レンズを使った日帰り白内障手術」に力を入れている松原眼科クリニック看護師Nです。
今日は「紫外線」についてお話しさせていただきます。
紫外線は、波長の長さによってUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の3つに分けられます。
UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届きません。私たちの身体に悪影響をもたらすのは、UVAとUVBの2つです。
UVAは、紫外線A波と言います。特に4~8月に多いです。低い時でもピーク時の1/2以上の量があるため、年中、紫外線対策が必要です。地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めます。波長が長く、雲や家の中・車の窓ガラスも透過して肌にも到達するため「生活紫外線」とも呼ばれます。
UVBは、紫外線B波と言います。1年を通して差が激しく、4月頃から徐々に増え始め、5~8月がピークです。屋外での日焼けの主な原因となるため「レジャー紫外線」とも呼ばれます。
もともと、目には紫外線を防ぐ力が備わっています。例えば通勤時間など日常生活で多少の紫外線を浴びる分には、目の機能には問題ありません。
しかし、長時間強い紫外線を浴びると、白内障や黄斑変性症という、視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気を引き起こす可能性があります。また、角膜炎になるリスクもあります。
スポーツ、登山や海水浴などアウトドアでのレジャー、畑仕事など、日中の大半を強い紫外線の中で過ごすときには、サングラスや帽子を着用するなど、上手に紫外線対策をして夏を乗り切りましょう!!