「涙が出る」の方に向けたセルフチェックです。セルフチェックは1分程度で完了します。結果とともに、「考えられる症状の原因」や「関連する病気」、「対処法」、「受診する診療科」、「関連するQ&Aと解説」もお届けしています。
セルフチェック
以下の10の質問に「はい」または「いいえ」でお答えください。
*このチェックリストの結果は、考えられる病名を示しており、診断ではありません。詳しい診断と適切な治療を受けるためには、必ず専門医を受診してください。
セルフチェック 診断結果
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- 「はい」が5つ以上ある方
- このチェックリストの結果に基づき、涙が過剰に出る原因として、涙液排出路の異常(涙嚢炎や鼻涙管閉塞など)、アレルギー反応、または結膜炎などの可能性があります。これらの症状は、涙の正常な排出が妨げられることによって発生することが多いです。
*このチェックリストの結果は、考えられる病名を示しており、診断ではありません。詳しい診断と適切な治療を受けるためには、必ず専門医を受診してください。
- 「はい」が4つ以下の方
- 今すぐに対応が必要ではありません。早期発見、早期治療のため、定期的に眼科を受診しましょう。
10個の質問に対するそれぞれの解説文
- 目に異物感がありますか?
涙液が過剰に分泌されることで、目に異物感を感じることがあります。結膜炎や乾燥が原因である場合もあります。 - 涙が頻繁にあふれることがありますか?
涙が頻繁にあふれる場合、涙液排出路に問題があるか、目が乾燥しているために反射的に涙が増えている可能性があります。 - 涙を流す以外に、目が痛いと感じることがありますか?
目の痛みと涙が一緒にある場合、感染症や外傷が関与している可能性があります。 - 目が赤く充血することがありますか?
充血は、炎症や感染によって引き起こされることがあり、涙液の異常分泌と関連している場合があります。 - 光を見るとまぶしく感じますか?
まぶしさは、眼表面の異常や角膜の問題を示唆する場合があります。 - 最近、視力が低下していると感じますか?
視力の低下は、眼表面の問題や涙液の過剰分泌に関連する可能性があります。 - 涙の量が片目だけで多いと感じますか?
片側だけの涙の増加は、涙液排出路に問題があることを示唆します。 - 鼻詰まりや鼻水の症状もありますか?
鼻涙管の閉塞や鼻炎など、鼻の症状が関連している場合があります。 - 目をこすることが多いですか?
目を頻繁にこすることで、涙液の異常やアレルギーが悪化する可能性があります。 - 過去に目の手術や外傷を受けたことがありますか?
手術や外傷が涙液排出路の異常を引き起こすことがあります。
考えられる症状の原因
- 涙液排出路の異常(涙嚢炎、鼻涙管閉塞)
- 結膜炎(アレルギー性、感染性)
- 目の外傷や手術後の合併症
- 角膜の異常
関連する病気
- 涙嚢炎
- 鼻涙管閉塞
- アレルギー性結膜炎
- 結膜炎
対処法
- 涙液排出路の異常が疑われる場合は、専門医による検査と治療が必要です。
- アレルギー性結膜炎が原因であれば、アレルギー治療や環境調整を行います。
- 感染性結膜炎の場合は、抗菌薬の使用を検討します。
受診する診療科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科(鼻の症状がある場合)
関連するQ&Aと解説
- 涙が止まらない原因は何ですか?
涙液排出路の異常、アレルギー、結膜炎、ドライアイなどが原因となることがあります。 - 涙液排出路の異常はどのように治療しますか?
涙液排出路の異常は、軽度の場合は薬物治療で改善することがありますが、場合によっては手術が必要となります。 - 結膜炎と涙が多い症状の関係は?
結膜炎が炎症を引き起こし、その結果、反射的に涙が多くなることがあります。 - 片方の目だけ涙が出るのはなぜですか?
涙嚢炎や鼻涙管閉塞など、片側の涙液排出路の異常が原因である可能性があります。 - アレルギー性結膜炎と涙の関係は?
アレルギー反応により涙の分泌が増えることがあります。 - ドライアイでも涙が出ることがありますか?
はい、ドライアイによって目が乾燥すると、反射的に涙が過剰に分泌されることがあります。 - 涙が出やすい環境要因は何ですか?
風や寒さ、ドライエアなどの環境要因が涙の分泌を増やすことがあります。 - 加齢による涙液排出機能の変化はありますか?
加齢により涙液排出路が狭くなり、涙が目に溜まりやすくなることがあります。 - 涙が頻繁に出るとき、受診すべきタイミングは?
涙が頻繁に出る場合や他の症状がある場合は、早めに眼科を受診することをお勧めします。 - ストレスや疲れと涙の関係は?
ストレスや疲労が原因で目が敏感になり、涙が出やすくなることがあります。
参考文献
- 日本眼科学会 涙道疾患の診断と治療