「左右目の位置が合わない」の方に向けたセルフチェックです。セルフチェックは1分程度で完了します。結果とともに、「考えられる症状の原因」や「関連する病気」、「対処法」、「受診する診療科」、「関連するQ&Aと解説」もお届けしています。
セルフチェック
以下の10の質問に「はい」または「いいえ」でお答えください。
*このチェックリストの結果は、考えられる病名を示しており、診断ではありません。詳しい診断と適切な治療を受けるためには、必ず専門医を受診してください。
セルフチェック 診断結果
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- 「はい」が5つ以上ある方
- 斜視、複視、眼筋麻痺の可能性
このチェックリストに基づき、「左右目の位置が合わない」症状の原因として、斜視や複視、あるいは眼筋麻痺が考えられます。斜視は、片方の目が正しく対象物を向かず、視覚のズレが生じる状態です。また、眼筋麻痺や複視では、目の筋肉や神経が正常に機能せず、視界が二重に見えることがあります。これらの症状は視覚の発達や日常生活に大きな影響を与えるため、適切な治療が重要です。
*このチェックリストの結果は、考えられる病名を示しており、診断ではありません。詳しい診断と治療のため、必ず眼科または神経科を受診してください。
- 「はい」が4つ以下の方
- 今すぐに対応が必要な心配はありません。早期発見、早期治療のため、定期的に眼科を受診しましょう。
10個の質問に対するそれぞれの解説文
- 物が二重に見えることがありますか?
複視(両眼性複視)では、物が二重に見える症状が典型的です。原因は斜視や眼筋の問題です。 - 片目を閉じると視界が改善しますか?
複視の場合、片目を閉じると二重に見える症状が改善することがあります。 - 目の動きに違和感や痛みを感じますか?
眼筋麻痺や神経の問題では、目を動かすときに違和感や痛みが生じることがあります。 - 片方の目が内側や外側に向いているように見えますか?
斜視では、片方の目が内側(内斜視)や外側(外斜視)に向くことがあり、視覚のズレを引き起こします。 - 頭を傾けると物が見やすくなりますか?
頭を傾けて物を見ることで、斜視や複視の影響を減らそうとすることがあります。 - 最近、強い頭痛や目の疲れを感じることが増えましたか?
斜視や眼筋の問題は、目の負担が大きくなり、頭痛や眼精疲労を引き起こすことがあります。 - 物を見る際に目を細める、または顔を傾けることが多いですか?
斜視や複視では、視覚を調整するために無意識に顔を傾けたり、目を細めたりすることがあります。 - 片方の目が急に動かなくなった、または動きが制限されていると感じますか?
眼筋麻痺では、目の動きが制限され、視界が正常に保てないことがあります。 - 最近、目や周囲に外傷を受けたことがありますか?
目や頭部の外傷が原因で斜視や複視が発生することがあります。 - 斜視や複視の診断を受けたことがありますか?
以前に斜視や複視の診断を受けた場合、再発や症状の悪化が考えられます。
考えられる症状の原因
- 斜視(内斜視、外斜視)
- 複視(両眼視機能障害)
- 眼筋麻痺
- 視神経の異常
- 頭部や目の外傷
関連する病気
- 斜視
- 複視
- 眼筋麻痺
- 視神経炎
- 脳神経麻痺
対処法
- 眼科または神経科での視力検査、眼球運動検査
- 斜視の場合、メガネやコンタクトレンズ、視覚トレーニングが有効
- 眼筋麻痺や複視の場合、必要に応じて手術やリハビリテーションを受ける
- 神経の問題がある場合、MRIやCTスキャンでの詳細な検査が必要
受診する診療科
- 眼科
- 神経内科
- 脳神経外科(神経麻痺が疑われる場合)
関連するQ&Aと解説
- 斜視とは何ですか?
斜視は、片方の目が正しい方向を向かず、両眼が異なる方向を向く状態です。 - 複視は治療できますか?
原因により治療法は異なりますが、手術やリハビリテーション、メガネで改善することができます。 - 斜視の原因は何ですか?
斜視は、眼球を動かす筋肉の不均衡や神経の問題、遺伝的要因が原因で発生します。 - 眼筋麻痺の治療法は何ですか?
眼筋麻痺の治療には、リハビリテーション、薬物療法、または手術が必要な場合があります。 - 斜視手術は効果的ですか?
斜視手術は、眼球の筋肉を調整することで視線を矯正し、視覚機能を回復させることができます。 - 複視はなぜ発生しますか?
複視は、眼球を動かす筋肉や神経の異常、または視覚を処理する脳の問題が原因で発生します。 - 斜視は子供に多いですか?
はい、斜視は子供に多く見られる状態で、早期治療が視覚の発達に重要です。 - 斜視は手術しないと治らないですか?
軽度の斜視は視覚トレーニングやメガネで改善することもありますが、手術が必要な場合もあります。 - 斜視は遺伝しますか?
斜視には遺伝的な要因が関与していることがあります。 - 斜視や複視は日常生活にどのように影響しますか?
斜視や複視があると、物が正しく見えず、頭痛や眼精疲労が引き起こされることがあります。
参考文献
- 日本斜視弱視学会 斜視