皆様こんにちは。神戸市東灘区で『多焦点眼内レンズを使った日帰り白内障手術』に力を入れている松原眼科クリニックの視能訓練士Nです。

視野検査の機械が新しくなったので、今回はそちらを紹介します。

3代目の視野検査は「アイモvifa」という機械です。2代目の機械の新しいバージョンのものです。

視野検査と聞くと、「しんどい検査」というイメージがありませんか?

当院でも1代目で使っていた「ハンフリー自動視野計」では、片目ずつ検査をするため10分程度かかってしまう検査でした。長い時間のため、体勢がしんどくなったり、眠たくなってしまうことがデメリットでした。また、アイパッチを非検眼(検査しない方の目)に貼るので違和感があったり、女性の方はお化粧が取れてしまうこともありました。

2代目で使っていたのは「アイモ」という器械です。この器械に変わって格段と患者さんの負担が減ったように思います。

最大の変化は両眼同時に検査が行えることです。アイパッチは不要になり、検査時間も短くなりました。

(※斜視があったり、目の度数に左右差がある方は両眼同時にできないこともあります。そのような方は片眼ずつの検査になります。)

検査中、光を見るために必要なレンズも内蔵になったので、見えやすくなりました。

以前、初めて来院された患者さんが、「前に受けた視野検査がしんどくて、できれば視野検査をしたくない。」と仰っていた患者さんがアイモで検査した後、「しんどくなかったから次回からもお世話になります!」と嬉しそうに仰っていたことがあります。

しかし、デメリットはあり、、、検査時、器械を被るように装着するため、圧迫感があり、髪の毛も乱れてしまうことがありました。また、真っ直ぐ器械にお顔を合わせないといけないのでお顔の傾きの調整が難しく、何度かやり直して頂くこともありました。

3代目、新しく入ってきた「アイモ vifa」は2代目の「アイモ」の最新版ですので、メリットはそのまま引き継がれます。

そして、デメリットだった器械の構造が変わりました。ヘッドの部分がなくなり、よりシンプルな構造になったのでお顔を軽く乗せるだけで検査が可能になりました。

早速、当院に長く通院して下さっている緑内障患者さんに器械の使用感を聞いたところみなさん、さらに楽になったと喜ばれていました。

アイモに引き続き、コントラスト検査も可能です。コントラスト検査とは白内障の有無、程度を検査します。詳しくは過去のブログをご覧ください。

視野検査はしんどいから後回しにしてしまって近頃、全然検査してないなーという方!

健康診断で緑内障疑い(視神経乳頭陥凹拡大)を指摘された方!

ぜひ、当院にご来院いただき検査を受けてみてください。

緑内障は、気づいた時には既に進行していることの方が多いです。そうならない為にも、定期検査、忘れずに、後回しにせずに受けましょうね

いつでも、スタッフにお気軽にお声がけください!

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