皆さんこんにちは!

神戸市東灘区で「多焦点レンズを使った日帰り白内障手術」に力を入れている松原眼科クリニックの看護師Hです。

昨今、スマートフォンやタブレットの普及に加え、コロナ禍におけるリモートワークなどによりそうした機器を使う時間が大幅に増え、私たちの目には重い負担がのしかかっています。

目は水晶体の周りにある筋肉(毛様体筋)が緊張したり緩くなったりしてピントを調節します。近距離(30cm以内)での作業によりピントを手元に合わす時間が長くなると、筋肉の緊張状態が続き筋肉の疲弊をおこします。また、眼球全体の奥行きの長さ(眼軸)が伸び、遠くが見えにくくなり近視が進行すると言われています。

予防策としては、同じ距離のものを見続けず、時々目を動かしながら目の筋肉の疲労を防ぐことがポイントとなります。

◉近業作業では明るい場所で30センチ以上離す。

20分ごとに数メートル先をボーっと眺める。または1時間に510分の休憩をする。(遠くを眺めることで毛様体筋を緩ませ、近視を進みにくくする)

進んでしまった近視に対して、当院ではICL(眼内コンタクトレンズ)手術を開始する予定です。

ICLは、角膜を削らずに極小の切開創からレンズを目の中に入れて視力を矯正します。日々のお手入れは不要で、永久的に使用可能です。レーシック手術では直接角膜の形をかえるので元に戻せませんが、ICLは万一の場合もレンズを取り出して元に戻すことができます。また、術後ドライアイのリスクも軽減できます。適応条件がありますので、興味のある方は院長にご相談ください。

当院は今年で開院11周年を迎え、院内の改装と拡張工事を行いました。受付や待合室も以前より広くなりました。ご来院いただいた皆様に、より安全に快適にお過ごし頂けるよう努めてまいります。

朝晩はずいぶんと冷え込むようになりました。

健康には十分ご留意いただき、暖かくしてお過ごし下さい。