皆様こんにちは!

神戸市東灘区で「多焦点眼内レンズを使った日帰り白内障手術」に力を入れている、松原眼科クリニックの視能訓練士科Fです。

今回は、4月のブログの続き、飛蚊症の検査(眼底カメラ)についてお話しします。

4月のブログでは飛蚊症の症状や、加齢による生理的な飛蚊症と網膜剥離や出血などによる病的な飛蚊症があるというお話しでした。(詳しくは4月のブログをご覧ください。)

飛蚊症(ひぶんしょう)がでた時に病的なものか生理的なものかを分ける為に用いられる検査の1つに「眼底カメラ」があります。

この検査では、目に強い光を当てて、眼底(網膜、血管、視神経)の写真を撮ります。

飛蚊症の他にも高血圧や動脈硬化、糖尿病のある方緑内障、網膜色素変性症、黄斑変性症などの検査にも用いられます。

病的な飛蚊症だった場合、眼底写真で出血や網膜剥離(網膜が剥がれている状態)、網膜裂孔(網膜に孔があいており、広がれば剥離になりそうな状態)を見つけることができます。

眼底写真を撮る前に、目を散瞳(瞳を開かせる)させることで撮影しやすくなる為、散瞳薬を点眼させていただくことが多いです。

その為、飛蚊症が出てきて検査に来られる時は車、バイク、自転車ではなく、できるだけ徒歩で来院されることをお願いします。

飛蚊症の症状がでた時は、早めに検査することが大事です。もともと飛蚊症があり、年齢などによる生理的なものと言われた方も、黒い物や糸のようなものが増えた、大きくなったという場合は検査を受けることをおすすめします。

気になることがあれば、気軽にスタッフにお声がけ下さいね!