よくあるご質問

松原眼科クリニックでよく聞かれることをQ&A形式でお答えいたしました。
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病気について

病気について

メガネをかけすぎると、近視が進む事がありますか?

メガネをかけることで、近視が進むということはありません。ただし眼球の成長に伴って近視が進むことはある為、特に成長期の時期はメガネの度数が合っているか定期的に検査することをお勧めします。

こんなときは要注意という症状はありますか?

黒い点や白い点が飛んでいるように見える。→網膜剥離
モヤがかかったように見えたり、二重に見える。→白内障
黒い影が見えたり、見える範囲が狭くなった気がする。→緑内障
頭痛や吐き気、眼の奥の痛み。→緑内障急性発作
白目の充血、目やにがでる。→結膜炎
コンタクトレンズ使用者で眼の痛み。→角膜障害

乱視があると言われたのですが、私の目は異常なのでしょうか?

乱視というと、「乱」という字があるため、悪いイメージを持たれる方が多いようです。しかし、診察していて乱視のない眼というのは非常に稀です。厳密に言えば、乱視のない眼はないと言った方がいいでしょう。ですから、軽度の乱視であれば全く問題になりません。

目の充血がひどいのですが、何かの病気でしょうか?

充血が強く、めやにが多く出たりする場合には感染性の結膜炎の可能性があります。感染性のものは人にうつりやすいので注意が必要です。待合室でも、できるだけ周囲のものに手などを触れないように、また、お子様の場合は触れさせないように、ご家族の方はご留意いただければと思います。

紫外線は目に悪いでしょうか?

紫外線を浴び過ぎると、目の病気を引き起こします。黒目(角膜)に白目(結膜)が覆いかぶさる”翼状片”や、黒目の両脇が黄色く盛り上がる”瞼裂斑”ができやすくなったり、白内障の原因の一つにもなると言われています。
ただし、体にとっては有害なことばかりではなく、殺菌・消毒・ビタミンDの合成により骨を強くするなど、メリットもあります。適度には必要ですが、お肌と同じように目も紫外線対策をしてあげるとよいと思います。眼鏡やコンタクトレンズでは紫外線カット付きのものが発売されています。その他、ツバの大きい帽子や日傘、サングラスなど紫外線対策に有効です。

白内障について

白内障について

白内障とはなにですか?

白内障は水晶体のタンパク質の変性によって起こると言われています。水晶体は袋と中身に分かれていますが、若い頃は透明だった袋の中身が変性することによって白く濁る病気が白内障です。

白内障は薬では治らないの?

目玉焼きの白身がありますが、あれもタンパク質の変性の一種。熱による変性です。透明だった生卵の白身は加熱することで白く変化しました。たとえば、白く固くなった白身を元の透明な生卵の白身に戻す方法があるでしょうか。特殊な薬を使ってもとに戻せるでしょうか。100年後にはそのような方法が開発されるかもしれませんが、皆さんご存知のように今はありませんね。白内障も同じです。白く変性してしまった水晶体の中身を透明な元の状態に戻す方法は残念ながら今はありません。

診察について

診察について

診察時間を教えてください。

午前は9:00~12:00、午後は4:00~7:00で、火曜と木曜の午後は手術時間になっております。 休診日は土曜午後診、日曜・祝日です。
※眼鏡処方ご希望の方、初めてコンタクトレンズ処方をご希望の方は、受付終了の1時間前にはお越しください。

コンタクトレンズは取り扱っていますか?

はい、取り扱っております。 使い捨てレンズからハードレンズまで各種のコンタクトレンズ処方が可能です。
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視能訓練士とは?

視能訓練士は、見る機能(視能)に障害をもつ人に、機能回復のための視機能検査と視能矯正訓練を行う専門職で、国家資格です。特に斜視や弱視は、乳幼児や小学校低学年までの早期発見、早期治療により治る可能性が高いため、視能訓練士が眼科医の指導の下で視力回復のための訓練プログラムを組み、視能回復訓練に携っていきます。
また高齢社会に向け、糖尿病などの慢性疾患による目の合併症、高齢化に伴う白内障、緑内障、黄斑変成 、眼精疲労などが原因で視力が低下した患者に、視力の維持・回復訓練や病状の進行を抑えるための指導も行います。

手術について

手術について

対応可能な手術はなんですか?

白内障、緑内障、網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑変性症、結膜弛緩症、翼状片、眼瞼内反症などです。
当院では万全策を期した手術を高度な技術を持って行うことで、短時間で無駄のない手術が可能になり、患者様の負担をできる限り軽減すべく努力しています。 また、当院は甲南病院、宮地病院と連携しており、入院が必要な方や、入院をご希望される方には、必要に応じて紹介いたしております。

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術とは何ですか?

保険適応外となりますが、当院では最新の多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も行います。 多焦点眼内レンズとは遠近両方にピントがあうレンズで、基本的に車の運転と読書のときに眼鏡が不要になります。 また、当院は甲南病院、宮地病院と連携しており、入院が必要な方や、入院をご希望される方には、必要に応じて紹介いたしております。

手術をしたあと、再び悪くなることはありますか?

手術後数ヶ月から数年たつと、眼内レンズを支える膜(後嚢)が濁ってきて視力が低下する”後発白内障”がでてくることがあります。ただし、この場合は再手術の必要はなく、ヤグレーザー照射で濁りを飛ばすことで、すぐに元の視力に回復できます。 それ以外に網膜や視神経など他の目の異常をおこさなければ、良好な視力を生涯にわたり維持することができます。

手術が怖いのですが痛くないですか?

手術の前に麻酔をしますが、目薬と同じ点眼麻酔ですので全く痛くありません。手術も痛みは全く無く手術時間は4分程度です。夜、麻酔が切れる頃にも痛むことはありません。念のため皆さんに痛み止め薬をだしていますが、ほとんどの方は内服されていません。

白内障はいつ手術をするのがいいですか?

白内障は手術をしないと治りません。当院では”ご自身が生活に不自由を感じられる時”に手術を受けられるのが、その方にとっての適切な時期でしょうとお答えしています。

手術は早い方がいいですか?

昔は手術が難しく(痛みを伴い、術後の安静などが必要でした)、目が白くなったご老人が受ける手術といった印象がありますが、最近は Quality of Life を求めて症状が進む前に手術を受け毎日の生活を楽しむ方が多くなってきています。