多焦点眼内レンズ(3焦点眼内レンズ)PanOptix パンオプティクス
最新の3焦点眼内レンズ PanOptix(パンオプティクス)は従来の多焦点レンズとは異なり、遠方と中間、そして近くでもピントが合うレンズです。
従来の多焦点眼内レンズは遠方と中間、あるいは遠方と近くなどの2焦点タイプでした。
遠方・中間・近方にピントが合うことで、単焦点や2焦点眼内レンズに比べ、実生活における眼鏡への依存度が低減するといわれています。
- より実生活での作業に適した遠方・中間・近方の見え方
- 読書やスマートフォーン使用などに適した「近方(40センチ)」
- パソコンや料理などに適した「中間(60センチ)」
- テレビ視聴や運転、ゴルフなどのスポーツに適した「遠方(1m以遠)」にピントが合うように設計
遠方のテレビ、中間距離のパソコン、そして手元のスマホにもピントが合っています。
新しい3焦点レンズのシナジーに比べて、よりハロ・グレアが少なく夜間の運転がしやすいようです。
ただ手元はシナジーのほうがみやすいようです。
夜間に運転する方で、3焦点眼内レンズをご希望の場合には、パンオプティクスをおすすめします。
以下、アルコン社提供資料より
- 明るさの変化の影響を受けにくく、安定した見え方を実現
- 従来の多焦点レンズに比べて、明暗の変化による瞳孔収縮の影響を受けにくい設計
- 高い光利用率(88%)により、遠方・中間・近方のすべての距離において鮮明な視覚を提供
- 眼内レンズを通して眼内に入る光エネルギーをより多く網膜に到達させることができるため、鮮明で質の高い見え方を提供
- 手術後約94.8% の患者様が眼鏡不要に
- 術後9カ月~12カ月の患者58名を対象にした海外での調査結果1では、94.8%の患者様が術後に眼鏡が不要になったと回答しており、高い満足度を獲得