手術への思い

人は一生に2度、白内障手術をうけることになります。たったの2回です。

その2回で人は人生を通してその手術した目を使い続けます。何十年もの間。

その人の人生を背負うことになると言っても過言ではない白内障手術。

患者様の安心、手術が安全、そして人への畏敬。

私が手術で大切にしているものです。

手術器具へのこだわり

当院では白内障手術器械のみならず、硝子体手術器械も設置されています。

白内障手術器械が不調のとき、硝子体手術器械を用いて白内障手術を行えます。

また核落下などの困難な症例にも硝子体手術器械があると、転院の必要なく当院で処置が可能です。

つまり2重のバックアップ体制をとっているということになります。

安心していただくこと

一般的には、他の患者さんに再度使用する器具も当院では可能な限り、一回使用での破棄としております。

メスはもちろんのこと、手術用カセットは当院では単回使用。つまり他の患者さんに使ったものを再度使用することはありません。

多焦点眼内レンズ手術の場合には、開瞼器、フェイコチョッパーなども患者さん一人ひとりのために用意しています。

もちろん再利用したほうが経営的には有利なことは明らかですが、安全を蔑ろにする手術は、私は行いません。

喜びを共有すること

私が幸せなとき

それは、手術を受けた患者さんから

先生よくみえる!

と言ってもらったとき。

本当に幸せな時間です。