皆様こんにちは。
神戸市東灘区で「多焦点レンズを使った日帰り白内障手術」に力を入れている松原眼科クリニックの視能訓練士Sです。
手術で治す屈折矯正方法は大きく分けて3つあります。
・白内障手術
・角膜屈折矯正手術(LASIKなど)
・ICL(眼内コンタクトレンズ)
その中でも今回は10月のブログでも少しふれましたが当院で2022年2月に開始したICL(眼内コンタクトレンズ)手術についてです。
LASIKは角膜にレーザーをあてて形を調整し視力を矯正するのに対し、ICL(眼内コンタクトレンズ)は眼の中にレンズを入れて矯正するので患者様の視力に合わせて幅広い度数に対応する事が可能です。
LASIKが不適応な方もICL(眼内コンタクトレンズ)は適応になる事もあります。
お気軽にご相談ください。
ICLの利点としては上記で述べた通り
・強度屈折異常でも治療可能
・角膜を削らず矯正出来るので角膜が薄い症例で
も治療可能
・永久的に挿入できますが、取り出すことも可能
(元に戻せる)
・白内障の単焦点眼内レンズとは違い
水晶体を温存するため、調節力(ピントを合わ
せる力)が保たれる
・コンタクトレンズと比較しても、長期的に
みるとICL(眼内コンタクトレンズ)は永久的に
挿入できるので、毎日コンタクトレンズを装用
するのであれば適応年齢は21歳〜45歳ですが
長期的にみると経済的です。
またコンタクトレンズの毎日の装用や洗浄をし
なくても良いというのは
QOV: Quality of vision(視覚の質)の向上
だけでなくQOL:Quality of Life(生活の質)
も向上するのではないでしょうか。
・眼鏡で屈折矯正している方も近年マスクを
付けて生活していますが眼鏡のレンズが
曇ってしまいお困りではないですか?
そういった方にもお勧めです。
屈折矯正は沢山の方法があります。
ご自身のライフスタイルや眼の状態にあったものをしっかり選択する必要があります。
興味のある方は是非ご相談ください。