こんにちは!神戸市東灘区で「多焦点眼内レンズを使った日帰り白内障手術」に力を入れている、松原眼科クリニックの新人視能訓練士Tです。
先月の先生のブログででていた術前検査で使う器械の続きです!
今回は角膜内皮細胞検査(スペキュラーマイクロスコープ)について説明します。
この検査の時は「目の細胞の写真を撮る検査」と説明しています。
角膜内皮細胞は角膜5層の1番内側にある細胞で“加齢“”酸素不足“”手術などのダメージ“で減少します。
一度壊れてしまった細胞は再生しないため、コンタクト装用者、目の手術後の方には大切な検査です。
細胞が少なくなりすぎると白内障手術などができなくなったり、角膜の病気になったりし角膜移植でしか治せなくなります。
スペキュラーマイクロスコープでの検査は主に白内障手術の術前と術後、コンタクトレンズ装用者の定期検査で行っています。
細胞は空気中から酸素、涙から栄養をもらっているためコンタクトレンズを長期装用していると角膜内皮細胞が減少してしまうことがあるため定期的に測定する必要があります。
コンタクト装用している方は、ぜひ半年に一回は検査受けてくださいね!